INTERVIEW 施工管理 M.F
身近にあり、
感動を与えてくれた、
憧れの仕事にチャレンジ
父が施工管理の仕事をしていたこともあり、小さい頃からこの仕事に興味を持っていました。加えて、私は地元がTOTOの本社がある福岡だったため、なんとなく親近感がありました。その上で決定打になったのは、実家の建て替え工事を経験したこと。何もなかった土地に家が建っていく様は非常に感動的で、こうした住環境に携わる仕事をやってみたいと、心の底から思えたんです。そうして当社を第一志望として就職活動を行い、無事内定を獲得することができました。
ホテルやマンションなど、
大規模物件の施工を担当
私が所属する首都圏工事管理第1部は、新築集約工事と呼ばれる、マンションやホテルのような大規模物件の施工管理を主に担当しています。大規模物件の場合、自分たちが施工する台数が多くなるのはもちろんですが、別の領域を担当する他業者様の数や種類も膨大になるため、工程管理が特に大変。自分のちょっとした連絡漏れ一つで、現場の作業全てがストップしてしまう可能性すらあります。しかし、そうした苦労を乗り越えて出来上がる建物は、街のランドマークになり得るものばかり。その迫力と感動は、一度味わうと忘れることができません。
苦労をした分だけ成長がある。
大きな壁を乗り越えて
簡単な現場は一つとしてありませんが、中でもコロナ禍で物件を担当した時のことは、特に思い出深いですね。どれだけ工程調整をしても人員確保が難しく、どうやってこの苦境を乗り切るか、自社内はもちろん他業者様とも頻繁に打ち合わせを行いながら、手探りで作業を進めていきました。そうそう同じレベルの苦労は味わえないであろう環境を乗り越えられたことで、自分に対する自信や、困難に向き合った時の心の余裕といった部分で大きく成長できたように思います。
自他ともに認める
一流の施工管理を目指して
昔から憧れていた施工管理の仕事だからこそ、今後もこの道を究めていきたいと思っています。そのためには、一つひとつの現場を大切にしながら経験を積み、社内外に自身の存在やスキルをアピールしていくことが必要不可欠。資格取得などを通じて、できる仕事を増やしつつ、この仕事にはあの人こそがふさわしいと思ってもらえるような存在を目指していきたいですね。そうしてゆくゆくは、年間施工高1位のような、確たる実績を残したいと思います。
SCHEDULE ある日のスケジュール
現場に直行し、工程や作業について職人さんと打ち合わせを行う。
現場の安全確認をしつつ誘導し、作業に必要な資材や商材を受け取る。
高品質な施工を実現するために、現場監督に工事の仕方や要望などを伝える。
同時進行をしている物件の進捗を確認。
自身の担当だけでなく、現場全体の進捗を確認しつつ、作業や工程を調整する。
施工が正しく行われているかをチェック。品質を担保する重要な業務の一つ。
部材の発注や書類作成などの事務作業を行う。
就活生のみなさんへ
新卒での就職活動は人生で一回しか経験できないことだからこそ、とにかくできることはすべて全力で取り組んでほしいと思います。あの時こうしていればと後で後悔することほど、もったいないことはありませんからね。その一方で、サークル活動に励んだり友達と旅行をしたりなど、学生時代にしかできない遊びも全力で楽しんでおくのがおすすめ。そうした何でもない経験が、意外と人間としての深みや魅力を増してくれる材料になることもあるんですよ。